どうも、みのかぷです。
今回はクルマにかかる維持費の中でそこそこのウェイトをしめている自動車保険について考えてみたいと思います。
クルマを所有している方にとっては既知に内容かもしれませんが、まずはクルマにかかる保険の種類と保険費用についておさらいしてみましょう。
自賠責保険
自賠責保険、時には”強制保険”とも呼ばれたりしますが正式名称は「自動車損害賠償責任保険」といい、自動車やバイク(二輪自動車や原付車)を所有し運行する場合には法律で加入が義務付けられている保険のことをいいます。
自賠責保険の補償内容
自賠責保険は交通事故での被害者に対する最低限の救済をすることが主な目的とされているため、補償される範囲が限定的となり、相手方の身体にかかわる損害のみが補償対象となります。言い換えれば、相手方のモノや自身の身体・モノへの損害には補償されません。
また、相手方への補償額は上限があり、その上限を超えた場合には自己負担となるのです。
<<自賠責保険の支払い限度額>>
- 死亡による損害 :最高 3,000万円
- 後遺障害による損害:最高 4,000万円
- 傷害による損害 :最高 120万円
自賠責保険の保険料
自賠責保険の保険料は、自動車の種類(自動車・バイク)や保険期間によって料金が定められています。自賠責保険においては、保険会社の違いにより補償内容の違いにはほとんど差がないようですので、こちらは保険会社をあまり気にすることはないと考えてよいかと思います。
参考までに、平成29年4月1日以降始期の契約による損保ジャパン日本興亜の一例はこちらです。
(損保ジャパン日本興亜の自賠責保険料例)
自家用乗用車:¥25,830 (24か月)
軽自動車 :¥25,070 (24か月)
こちらは普通自動車であっても、軽自動車であってもほとんど保険料金の差はないようですね。
自賠責保険に加入しないと・・・
自賠責保険に加入していないと、普段使用されているお車の継続検査(車検)を受けられないだけでなく、法律等により処罰の対象となります。
・自賠責保険未加入で運転した場合
50万円以下の罰金または1年以下の懲役 + 違反点数6点 免許停止処分
クルマを所有し 運行する限り、自賠責保険は加入義務が生じますので車検の有効期限をしっかり把握することが重要です。
自動車保険(任意保険)
テレビでよく見かけるクルマの保険のCMというのは、この自動車保険にあたります。よく”任意保険”とも呼ばれますが、先ほどの自賠責保険ではカバーできない部分を上乗せして補償するための保険と考えれば良いでしょう。
自動車保険の補償内容
自賠責保険は補償範囲が限定的でしたが、自動車保険では医療保険のように補償額や補償範囲など選択することができます。
<<自動車保険の主な補償>>
- 対人賠償保険 (相手方への補償)
- 対物賠償保険 (相手方への補償)
- 人身傷害補償保険 (自分・搭乗者への補償)
- 搭乗者傷害保険 (自分・搭乗者への補償)
- 無保険者傷害保険 (自分・搭乗者への補償)
- 自損事故保険 (自分・搭乗者への補償)
- 車両保険 (車への補償)
それぞれの補償について、保険を検討する際にはどの保険会社においてもおおよその補償内容が選択できるように準備されているので、初めて自動車保険を契約する場合にも最初はオススメの補償内容が提示されますので、その内容をベースとしながら検討できるかと思います。
自動車保険の保険料
先ほど紹介した自賠責保険の保険料はどの保険会社でも契約期間による違いのみでしたがこちらの自動車保険は契約しようとする車両、さらに補償内容によって料金が変わり、なおかつ保険会社によっても設定する保険料が異なるため、条件により保険料は変動します。
つまり、言い換えれば”契約する保険会社や補償内容によって保険料(=維持費)を抑えることができる”のです。
ということは、数ある保険会社から補償内容と保険料のバランスがとれているところを見つけ出すことがポイントになります。
ここで重要なのは”複数の保険会社の見積もりを出して比較すること”なのです。
保険の見積もりにおいては、「一括見積もりサービス」と呼ばれるものを利用すると、最低限の必要な情報のインプットは必要ですが、あとは待つだけで見積もり結果がお手元に届きますよ。
自動車保険料の支払いはクレジットカードがおすすめ
自動車保険(任意保険)の保険料の支払いは契約する保険会社によってもさまざまですが、たいていはいくつかの支払い方法の中から選択することができます。一例をあげますと、
- クレジットカードでの支払い
- インターネットバンキングでの支払い
- 払込票での支払い
- 銀行振込
など、いくつか用意されています。どの方法を選んでかまいませんが、自動車保険料は年払いにすると数万円にもなります。せっかくの大きな金額を払うのであれば、私 みのかぷは”クレジットカードでの支払い“をオススメします。
その理由は、このブログで「クルマ維持を賢くリーズナブルに」という主旨のもと、”クルマの維持費でクレジットカード払いのポイントもためてしまおう!!”というところにあります。
ここ数年は、日銀のマイナス金利政策による超低金利の影響でクレジットカードの還元率も改悪があったりしますが(私 みのかぷもそのあおりを受け、クレジットカードを切り替えてポイントからANAマイルを貯める方針に切り替えました)、現金や振り込みで支払うよりもクレジットカードで支払うついでにポイントもゲットできるなら、できる限りゲットしたいですよね。
また、クレジットカードの新規発行の際にお得な方法などもありますので、こちらももちろん別の機会に記事にしたいと思っています。
さて、今回は自動車保険の種類についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。次回は、自動車保険(任意保険)契約における見積もりの仕方や補償内容のポイントなど、私 みのかぷが以前実践した内容ご紹介しながら取り上げてみたいと思います。
ではでは。